【動画あり】【トレンド分析+パーソナライズ+在庫最適化】”合わせ技” でアパレルの収益はどこまで改善できるか? – Fashion Frontiers by Newrope #7
コロナ以前から国内アパレルの市場は縮小傾向にありました。このトレンドは長期的に見ても反転することはないでしょう。
一方で収益性に目を向けると、そこには大きな伸びしろがあります。売り切るための大幅な値引きや、それでもなお売れ残るデッドストック、反面でシーズン早々に売り切れてニーズを取り逃す機会損失など、需要のミスマッチが目立ちます。そしてコロナ以降、多くの企業が売上のアップサイドではなく、この収益性に注目し
これらの問題は複雑なサプライチェーンや予測の難しい天候、恣意的にトレンドを生み出しにくいSNS以降の情報化社会など、様々な要因が絡んでいるため、1つのソリューションですべてを解決することはできないでしょう。
そういった前提条件がある中で、現在どのような手法があるのか。それらを組み合わせてどこまで改善することができるものなのか。
在庫問題に取り組むフルカイテン代表の瀬川氏と、アパレルのトレンド分析やパーソナライズに取り組むニューロープ代表の酒井氏が「現在地」と「未来」を語ります。
開催概要
- 日時: 2021年6月29日(火)10:30-12:00
- 場所: オンライン
※ イベント主催者と競合する事業を行っている場合、イベントへのご参加をお断する場合がございますので、予めご了承ください。
スピーカー
瀬川 直寛 / フルカイテン株式会社 代表取締役
慶應義塾大学理工学部で天然ガスの熱力学変化に関する予測モデルを研究。 ベビー服ECの経営者として、在庫問題が原因で3度の倒産危機に直面。それを乗り越える過程で外的要因や予測不能な変化に強い小売経営モデルである在庫実行管理(IEM = Inventory Execution Management)を生み出す。 さらなる研究の末、IEMを実践するツールである『FULL KAITEN』を開発。2017年11月、FULL KAITENをクラウド事業化し、SaaS型システムとして販売を開始した。 2018年9月にはEC事業を売却し、FULL KAITENに経営資源を集中している。 IEMは「売上・粗利の増加」と「在庫削減」を両立できるアプローチ、またその実践ツールであるFULL KAITENは「今あ在庫」のポテンシャルを引き出すことで売上・粗利を最大化できる在庫DXクラウドとしての評価を確立。現在、全国の大手アパレル企業やスポーツメーカーなどで導入が進んでいる。
酒井 聡 / 株式会社ニューロープ 代表取締役
ファッションに特化したAIをファッションEC、メーカー、メディア、商社等にSaaS提供するスタートアップ、ニューロープの代表。リコメンデーションやパーソナライズ、トレンド分析、需要予測、オペレーション支援など、ドメインにフォーカスしてバーティカルに取り組む。2018年東洋経済誌の「すごいベンチャー100」選出。
九州大学芸術工学部でアートとサイエンスを学んだ後、2009年より㈱マイナビでマーケティング、広告、エディトリアル、オペレーション、営業支援等を担当。2012年より㈱ランチェスターでウェブアプリ・スホプの画情計、デザイン、開発のディレクション、運用に携わり、2014年に同社設立。
シリーズ “Fashion Frontiers”
「ファッションは感性の領域」と囁かれる反面、工業・素材・物流など様々なテクノロジーと密接な関係を切り結んできたことも史実です。
感性とサイエンスが交わる先に何が紡がれていくのか。対談を通じてその輪郭を探ります。